商品Q&A Question & Anser

牛乳

  • 牛乳パックから中味が漏れていました。なぜ漏れてしまうのでしょうか?

    牛乳パックは中味が漏れないように紙の表面にポリエチレンのシートをラミネート(圧着)していますが、衝撃を受けたり、横に寝かせて物を上に置いたりすると、ポリエチレンのシートに亀裂が生じて漏れてしまうことがございます。

    次の点にご注意ください。
    ・持ち運ぶときは、落としたりぶつけたりしないようにする。
    ・自転車やバイクなどで持ち運ぶときは、揺れなどの振動を受けないようにする。
    ・横にしての持ち運びや保存は避ける。
    ・テーブルの上に強い勢いで置かない。

    漏れている場合は中味が空気に触れていますので、劣化していることがございます。
    お飲みにならずにご処分ください。

  • 1000mlの牛乳パックが膨らんで見えます。品質に問題はありませんか?

    保存中に未開封の牛乳パックが膨らんで見えることが稀にあります。
    時間の経過とともに、牛乳の重みで横に広がろうとする力がはたらき、紙の繊維がやわらかくなり伸びることで、膨らんで見えるのです。
    店頭でたくさん並んで互いに支え合っているものに比べると顕著に認められます。
    また、牛乳パックを横に寝かせて保存していて、上部から何らかの圧力がかかった場合にも膨らむことがあります。
    開封後に風味等の異常を感じなければ問題はございません。

  • 牛乳が劣化すると、どのような状態になりますか?

    牛乳は時間の経過とともに、徐々に鮮度や風味が失われていきます。
    特に高温多湿な時期のほか、開封時や開封後に空気中の浮遊物や手指に付着していた雑菌が偶発的に混入した場合などには、冷蔵保存していても劣化が早まりますので、ご注意ください。
    また、未開封品であっても保管方法が「要冷蔵」の場合は、10度以下で保存してください。

    次の状態は劣化が考えられますので、召し上がらずにご処分ください。
    ・分離やとろみが見られる。
    ・悪臭や酸っぱいにおいがする。
    ・酸味や苦味がある。
    ・温めた時に固まったり分離したりする。

  • 1000mlや500mlの牛乳パックの適切な開け方を教えてください。

    次の手順で開封することをおすすめいたします。

    1.まず、手指を洗って清潔にしてから、「あけぐち」を確認してください。
    矢印で「あけぐち」と表示されている方が注ぎ口です。
    牛乳の開け方1.jpg

    2.「あけぐち」部分の両端をしっかりと持って、左右に広げます。
    牛乳の開け方2.jpg

    3.さらに後ろにつくまでしっかりと開きます。
    牛乳の開け方3.jpg

    4.親指と人差し指で、徐々に手前に引いてください。
    牛乳の開け方4.jpg

    5.注ぎ口が飛び出るまで、手前に引きます。
    牛乳の開け方5.jpg
    注意:開ける際に指が注ぎ口に触れてしまうと不衛生で牛乳の劣化が早まってしまいますので、ご注意ください。

  • 飲み切りサイズの牛乳・乳飲料・清涼飲料に付いているストローが短くて、最後まで飲めません。何とかなりませんか?

    ストローは、カチッと固定される感触があるまで伸ばしていただくと、縮むことはありませんので、最後までお飲みいただけます。

  • 賞味期限が2~3ヶ月も先で、"常温保存可能品"と書かれた牛乳や乳飲料を見かけます。なぜ常温で長期間保存できるのですか?"常温"とは何℃~何℃を言うのですか?

    次のとおり殺菌温度や容器の違いにより、常温でも長期保存が可能なのです。防腐剤や保存料は入っていません。

    ・高温で瞬間的に殺菌している(超高温瞬間殺菌法)
    ・紙・アルミ箔・ポリエチレンを張り合わせた構造の容器で、光や空気を遮断している
    ・無菌状態で充填している


    "常温"とは、外気温を超えない温度(厚生労働省)とされております。25℃程度までとお考えください。
    なお、飲用前には冷やした方がよりおいしくお飲みいただけます。
    また、開封後は10℃以下で冷蔵保存し、賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。

  • 「小岩井 農場3.7牛乳[特選]」の[特選]という表示には、どのような意味や特長があるのでしょうか?

    [特選]とは、全国飲用牛乳公正取引協議会の定める公正競争規約で、品質が優れた生乳にのみ使用することができる強調表示です。
    次の基準を満たした生乳を原料とした牛乳に[特選]と表示することが認められています。

    ・無脂乳固形分:8.5%以上
    ・乳脂肪分:3.5%以上
    ・細菌数:10万個/ml以下
    ・体細胞数:30万個/ml以下
    (体細胞数とは、牛の健康状態などを表す指標のことで、少ないほど牛の体調が良いとされています。)

    「小岩井 農場3.7牛乳[特選]」は、[特選]の品質基準を満たした高品質な生乳のみを使用し、小岩井農場内にある小岩井工場で殺菌・充填した牛乳です。

  • 「小岩井 農場3.7牛乳[特選]」の容器に"小岩井農場と周辺の酪農家から限定集乳"と記載されていますが、何が限定されているのですか?

    集乳地域が限定されています。
    小岩井農場内の小岩井工場から半径30km以内にある特定の酪農家で飼養されている乳牛の乳のみを使用しております。
    酪農家から集乳後、小岩井工場へ搬入されます。工場で原料乳を受入れた後は専用のタンクで貯乳し、殺菌・充填しています。

    なお、小岩井農場は、明治期の日本における食文化の欧米化に伴い、品質の良い牛乳の生産を行うため、1899年(明治32年)から牛の繁殖を手がける事業を本格的にはじめました。
    これにより海外から輸入した優秀な牛の血統は国内各地に広まりました。
    終戦後は、周辺酪農家に乳牛を貸し、農業指導を行い、農場の牧草を分け、良質な生乳を生産するため共に努力して現在に至っています。

  • 牛乳の種類について教えてください。

    市販されている牛乳類は、使用している原材料によって【種類別】に分類されています。


    【種類別:牛乳】
     生乳を加熱殺菌しただけで、成分無調整なものです。
     ☆当社の商品では、「小岩井 農場3.7牛乳[特選]」「小岩井 牛乳」などが該当します。

    【種類別:成分調整牛乳】
      生乳から水分、脂肪分、ミネラルなどの一部を除去して、成分を調整したものです。
      ☆当社の商品にはありませんが、脂肪分を低脂肪牛乳ほど除去していないものや、水分を除去して濃厚にしたものが該当します。

    【種類別:低脂肪牛乳】
      生乳から脂肪分を除去して、低脂肪(0.5%以上1.5%以下)にしたものです。
      ☆当社の商品では、「小岩井 低脂肪牛乳」が該当します。

    【種類別:無脂肪牛乳】
      生乳から脂肪分を除去して、無脂肪(0.5%未満)にしたものです。
      ☆当社の商品では、「小岩井 無脂肪牛乳」が該当します。

    【種類別:加工乳】
      生乳に脱脂粉乳、クリーム、バターなどを加えたものです。
      ☆当社の商品では、「小岩井 まきば」などが該当します。また、生乳と脱脂粉乳で作られた低脂肪乳、無脂肪乳などが該当します。

    【種類別:乳飲料】
      生乳や乳製品を主原料に、ビタミン・ミネラルなどの栄養素や、コーヒー・果汁などを加えたものです。
      ☆当社の商品では、カルシウムを強化した「小岩井 Ca家族プラズマ乳酸菌プラス」(宅配専用)、コーヒーを加えた「小岩井 コーヒー」などが該当します。

  • 「無脂乳固形分」とは何ですか?

    牛乳から水分と乳脂肪分を除いた成分で、たんぱく質・炭水化物・ミネラル・ビタミンなどの成分が該当します。
    「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(乳等省令)で、「種類別:牛乳」では無脂乳固形分は8.0%以上と規定されています。

  • 牛乳の栄養について教えてください。

    牛乳には、3大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物に加え、カルシウム、ビタミンA・B2など、人の健康維持やお子さまの成長に必要な栄養素がバランスよく含まれています。

    【たんぱく質】
      不足しがちな必須アミノ酸をバランスよく含んでいる良質のたんぱく質です。

    【脂質】
      水分中に小さな脂肪球として分散しており、体内で消化吸収がよいのが特徴です。

    【炭水化物】
      食物繊維はなく、ほとんどが糖質の乳糖です。
      乳糖には、カルシウムと鉄の吸収を高め、ビフィズス菌を増やす働きもあります。

    【カルシウム】
      生乳のカルシウムは、たんぱく質や乳糖の作用で、体内で吸収されやすくなっています。

    【ビタミンA】
      皮膚や目の健康を保ち、喉や鼻などの粘膜を細菌から守ります。

    【ビタミンB2】
      体の働きを調節して成長を助けます。

  • 牛乳を温めたり、コーヒーや砂糖を入れると、栄養は変わってしまいますか?

    栄養は変わりなく、カルシウムの吸収も悪くなることはありません。
    牛乳をそのまま飲むのは苦手、という方も、いろいろな飲み方を試してみてはいかがでしょうか?

  • 1000mlや500mlの牛乳パックの賞味期限印字部分に、半円形に切り落とされたような形状をしている箇所があります。これは何でしょうか?

    半円形の切り込みは"切欠き"と呼ばれるもので、目の不自由な方が手を触れるだけで「牛乳」と他の飲料とを識別できるようにしたものです。
    「種類別 牛乳」の1000ml、500mlの牛乳パックのあけぐちと反対側に設けられています。

ヨーグルト

チーズ

  • 「小岩井 ぬるチーズ」、「小岩井 ぬるクリームチーズ」を開封して冷蔵庫で保存していましたが、赤い点々やカビが出てしまいました。取り除いて食べても問題ありませんか?

    召し上がらずに、ご処分ください。
    いずれの商品も、開封後は空気中に浮遊している酵母やカビ菌が偶発的に付着してしまうことで、冷蔵保存していても劣化が早まる場合があります。
    また、赤い点々やカビが見られない部分にも雑菌が付着していることが考えられます。

  • チーズのリステリア菌が心配です。妊婦が食べても大丈夫ですか?

    安心して召し上がりください。
    欧米において、殺菌していない乳や生タイプのチーズでリステリア菌による食中毒発症事例が報告されていますが、当社のプロセスチーズ(「オードブルチーズ」、「スライスチーズ」、「6Pチーズ」、「小岩井ぬるチーズ」、「小岩井ぬるクリームチーズ」)は、製造過程で加熱殺菌しています。

  • プロセスチーズの原材料に使われている"乳化剤"とは、どのようなものですか?

    プロセスチーズは、1種類または数種類のナチュラルチーズを細かく砕き、加熱溶融してつくられています。
    その際、たんぱく質などの分散をよくして組織を均一で安定した状態にするために、乳化剤が必要になります。
    チーズの乳化剤には、一般的にリン酸塩が使われています。

  • チーズは冷凍保存できますか?

    チーズはピッツァ用等に用いられるシュレッドチーズ以外は、冷凍保存に向きません。
    冷凍しますと、チーズに含まれている水分が凍結して組織が崩れ、ボロボロした状態になってしまい、解凍しても元の状態に戻らないためです。

  • 余ってしまったチーズは、どのように保存すればよいですか?

    チーズは栄養が豊富なため、開封後に空気中に浮遊している酵母やカビ菌が偶発的に付着してしまうと、冷蔵保存していても劣化が早まる場合があります。
    また、においを吸収しやすいほか、乾燥して変色してしまうこともあります。
    そのため、切り口をラップで包んだり、密封性のある容器(ジッパー付の袋または密封容器)に入れて冷蔵保存し、できるだけお早めに食べきるようにしてください。

    【スライスチーズ】
      一枚ずつ包まれているフィルムは開けやすさを考慮して、完全には密封されていません。
      外袋に入れたまま密封性のある容器に入れて保存してください。

    【アルミ箔に包まれた「オードブルチーズ」・「6Pチーズ」など】
      アルミ箔は開けやすさを考慮して、完全には密封されていません。
      外箱は紙製ですが乾燥や空気中の浮遊物の落下・混入などを防止する役割があります。
      そのため、外箱から出さずに保存してください。

    【「小岩井 ぬるチーズ」・「小岩井 ぬるクリームチーズ」】
      バターナイフは、都度きれいなものをお使いいいただき、パンくずなどが入らないようにしてください。
      なるべくチーズの表面が空気に触れないように、アルミシールを付けたまま蓋をかぶせて保存してください。

  • 「小岩井 とろけるスライスチーズ」のパッケージに"ホット専用"と記載されていますが、加熱しなければ食べられないのでしょうか?

    加熱しなくてもそのまま召し上がれます。
    ただし、加熱することによって"とろり"ととろける性質があり、おいしさが引き立ちます。
    そのため、"ホット専用"と記載しております。

  • 「小岩井 ぬるチーズ」、「小岩井 ぬるクリームチーズ」の違いは何ですか?

    どちらもぬるタイプのチーズですが、原材料や製造方法が異なり、食感や風味も異なります。


    「小岩井 ぬるチーズ」は、原材料に数種類のナチュラルチーズを使用した、プロセスチーズです。
    チェダーチーズと醗酵バターで仕上げた濃厚でコクのあるなめらかなスプレッドチーズです。
    【おすすめのパン】バケットなどハード系のパンにおすすめです。ぬりやすく食パンにもおすすめです。

    「小岩井 ぬるクリームチーズ」は、主に小岩井工場産のクリームチーズを使用した、プロセスチーズです。
    酸味と塩味のメリハリのある味わいのなめらかなスプレッドチーズです。
    【おすすめのパン】ベーグル、クロワッサンなどがおすすめです。

  • 「小岩井 ぬるチーズ」、「小岩井 ぬるクリームチーズ」がなかなか使いきれません。パンにぬって食べる以外に、どのような用途がありますか?

    温野菜に和えたり、ドレッシングに用いるなど、お好みとアイデア次第でさまざまなおいしさがお楽しみいただけます。


    【おすすめレシピ】
     ◆「小岩井 ぬるチーズ」でつくれるチーズフォンデュ
       耐熱容器に移して隙間ができるようにラップをかけ、600Wの電子レンジで約2分間温めてください。
       (分量の目安は、1箱90gで1人分です。)

  • 「6Pチーズ」の紙箱の底に穴が3箇所開いているのはなぜですか?

    「6Pチーズ」を製造する際、原材料のナチュラルチーズに熱を加えて混ぜ合わせてから充填します。
    その製造直後の熱を逃すためと、冷蔵保存中に効率良く冷気を取り込むために穴が開いています。

  • 「オードブルチーズ」の原材料に使われている"小岩井熟成チーズ"とは、どのようなものですか?

    「小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト」を水切りし、ホエイ(乳清)を除いた原材料に、酵素を加えて熟成させたチーズです。
    小岩井熟成チーズを加えることで、さわやかな酸味や旨みが醸し出されます。

  • 「小岩井 ヘーゼルナッツチーズ6P」はどのような特長がありますか?

    「小岩井 ヘーゼルナッツチーズ6P」は、大人のための6Pチーズをコンセプトに2019年(令和元年)春に発売しました。

    具材には、チーズの食感や風味に合うトルコ産ヘーゼルナッツを使用しています。
    ベースのチーズは、小岩井こだわりのサムソーチーズを使用し、具材のおいしさを引き出しています。
    具材とチーズ各々の素材本来の味わいがお楽しみいただける6Pチーズです。

    頑張った自分へのご褒美に、お好みのお酒と一緒に、ゆっくり寛ぎたいときなどに、召し上がりください。

  • 小岩井のチーズには、醗酵バター入りと表示されているものが多いです。チーズに、なぜ、醗酵バターを入れているのですか?

    小岩井のおいしさの原点は「小岩井 純良バター」であることから、小岩井の多くのチーズに醗酵バターを入れています。
    醗酵バターが入ることで、なめらかさ、濃厚なコクや香りを引き出しています。

    「小岩井 純良バター」は1902年(明治35年)に発売した、クリームに乳酸菌を加えて発酵させた小岩井伝統のバターです。

  • チーズの栄養について教えてください。

    チーズは、牛乳から水分(ホエイ)を除いてつくられています。

    【たんぱく質】
      熟成中に乳酸菌の働きで分解されて消化吸収されやすくなっています。

    【糖質】
      製造工程で糖質の乳糖を含む水分(ホエイ)を除くため、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロするという人でも召し上がれます。

    その他、カルシウムや、ビタミンA,ビタミンB2なども豊富に含まれています。

    ※チーズ100gを作るには、約1000mlの牛乳が必要です。

  • 「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の違いを教えてください。

    【ナチュラルチーズ】
     ・乳などに乳酸菌や凝乳酵素などを加えて固めたものから乳清の一部を除去したもの、またはそれを熟成させたもののことをいいます。
     ・原料乳、製法、風土などの違いにより、世界各地に約1000種類のチーズがあります。
     ・熟成させない軟質チーズから、長く熟成させた硬質チーズまで、形も味もさまざま。
     ・乳酸菌や酵母などが生きていて、熟成とともに風味が変わるので"食べごろ"があります。

    【プロセスチーズ】
     ・1種または数種類のナチュラルチーズを加熱して溶かし、乳化・成型したもののことをいいます。
     ・加熱によって乳酸菌や酵素の働きが止まるので、いつも同じ味わいです。
     ・スライス、6P、キャンディータイプや具材の入ったものなど、さまざまな形の商品があります。

バター

  • 「小岩井 純良バター」をビンの外側から見ると、バターの色が違って見える箇所があります。大丈夫でしょうか?

    ガラスビンは、光の屈折や乱反射によって中味の見え方が変わります。また、ビン内面とバターとの接触状態(バターを充填する機械の構造上、僅かな空間が生じる場合があります)等によりビンの外側からは部分的に色調が違って見えることがありますが、バター自体は同じ色ですので、品質には問題ありません。

  • 「小岩井 純良バター」は、なぜビン入りなのですか?バターが取りにくいときがあります。

    「小岩井 純良バター」には、クリームに乳酸菌を加えて発酵させた醗酵バター独特の香りがあります。
    この香りを逃さないように保ち、また、冷蔵保存中に周囲の食品のにおいを吸着しないようにするため密封性の高いビン容器に詰めております。
    お使いになるとき、冷蔵庫から取り出した直後は硬いですが、10~20分程度常温におくとバターナイフが入れられるくらい軟らかくなります。
    使用後は、再び冷蔵庫で保管をお願いします。
    なお、室温が高いときは、冷蔵庫から出しておく時間を短くするなど様子をみてください。
    常温に長くおいて完全に溶けてしまうと、品質が劣化するためお気をつけください。

  • バターは冷凍保存できますか?

    バターは冷凍保存できます。
    使い切れる量をラップに小分けして包んで冷凍し、解凍は、10℃以下の冷蔵庫内で自然解凍することをおすすめいたします。
    なお、冷凍と冷蔵を繰り返し行いますと劣化の原因になりますので、一度解凍したら消費するまで冷蔵で保存し早めにお召し上がりください。

  • バターの栄養について教えてください。

    バターは80%以上が乳脂肪分です。ビタミンAも豊富に含まれています。

    【脂質】
      バターの乳脂肪は食用油脂の中でも特に消化が良く、お子さまからご高齢の方まで安心して召し上がれます。

    【ビタミンA】
      脂溶性ビタミンの1種であるビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ち、細菌に対する抵抗力を高めます。

  • バターにはコレステロールが多いというイメージがありますが、どのくらい含まれているのでしょうか?

    バターのコレステロールは、食パン1枚にぬる平均的な量10gあたり21mgです。
    【参考:鶏卵は1個、50gあたり185mg 日本食品標準成分表2020年版(八訂)から引用】

    コレステロールは脂質の一種で、食事から摂取されるものと、体内でつくられるものがあり、いずれも生命維持には欠かせません。
    日本人が1日に摂るコレステロールは、平均300~500mgです。
    体内でも毎日1000~1500mgつくられています。摂取量が増えると体内での合成量が減って調整されるため、食事からのコレステロールがそのまま血液中のコレステロール値を上げることは少ないといわれています。
    コレステロール値が正常な人であれば、心配はありません。

  • 醗酵バターと一般的なバターの違いを教えてください。

    バターは生乳から分離させたクリームを練り上げてつくります。
    一般的なバターは、クリームを攪拌させてつくられる"甘性バター"と呼ばれるもので、日本で主流のタイプです。
    醗酵バターは、分離したクリームに乳酸菌を加え、乳酸発酵させてからつくられる、ヨーロッパで主流のタイプです。

    栄養価や用途に大きな違いはありませんが、風味が異なります。

    醗酵バターである「小岩井 純良バター」は、1902(明治35)年の発売以来、長年にわたり親しまれてきております。
    熱を加えると醗酵バター独特の香りがいっそう引き立ちますので、パンにぬるほかお料理にもお使いいただき、豊かな味わいをお楽しみください。

  • バターの上手な利用方法を教えてください。

    バターは、定番のトーストや炒め物のほか、和風料理などにもとてもよく合います。


    ◆ひとさじ分加えるだけで、一味違ったおいしさ
    ・しらすぼし、佃煮のり、明太子と一緒に炊きたてのご飯にのせると、和と洋が絶妙にマッチします。
    ・味噌汁、スープ、ラーメンに加えると、いつもと違ったコクが楽しめます。

    ◆変わりバターいろいろ ~パスタや肉、魚のソテーにトッピング~
    やわらかくしたバターに、みじん切りの材料を混ぜて冷蔵庫で固めるだけで簡単につくれます。
    混ぜ込む材料は、ハーブ、レーズン、にんにく、梅干し、らっきょうなどお好みでどうぞ。
    ※変わりバターは、残らないように使いきれる分だけつくってください。

  • 「小岩井 レーズンアンドバター」はどのようにして食べたらよいのですか?

    箱から取り出したら、メモリ(5mm幅)に沿って輪切りにし、フィルムをはずしてクラッカーやフランスパンに載せ、お酒のおつまみやオードブルに。
    また、パンケーキ、白身魚のムニエル、ポークソテーやビーフステーキの上に載せるなど、お好みとアイデア次第でさまざまなおいしさをお楽しみいただけます。
    冷蔵庫でよく冷やすと、切りやすくなります。

  • バターとマーガリンの違いを教えてください。

    バターは生乳から水分を分離したクリーム(動物性油脂)から、マーガリンは植物性油脂からつくられています。
    外観は似ていますが、原材料、製造工程、風味等が異なります。

  • ビンの蓋がかたくて開きません。開封するのによい方法はありますか?

    蓋をおさえてビン本体を回していただくと開封しやすいです。
    手がすべる場合は、炊事用のゴム手袋や、水で濡らして硬めに絞ったタオルを用いてください。
    また、市販されている"キャップオープナー"をお使いいただくと、ビン製品の開封が容易です。
    いずれにしましても、開封時に手指などを怪我なさらぬよう十分お気をつけください。

マーガリン

ジャム

商品全般

  • 工場の固有記号とどのような商品を製造しているのか教えてください。

    工場の記号(製造所固有記号)と、おもな製造品目は、次のとおりです。

    【小岩井工場】
     ・製造所固有記号:KM
     ・製造品目:牛乳類、乳飲料、ヨーグルト、バター

    【東京工場】
     ・製造所固有記号:KIW
     ・製造品目:ヨーグルト

  • 開封後はどのくらいで消費したらよいのですか?

    賞味期限は未開封の状態で個々の商品に表示されている方法で保存されていた場合に、品質と風味が保たれる期限です。
    開封後は、各ご家庭の保存状況にもよるため一概には言えませんが、目安として次のとおりご案内いたします。


    ・牛乳、乳飲料、清涼飲料、ヨーグルト・・・冷蔵保存で2~3日以内 
    ※飲みきり、食べきりサイズ(150ml、200mlの牛乳・乳飲料・清涼飲料、個食タイプのヨーグルトなど)は、開封なさったときに消費するようにしてください。

    ・チーズ、バター、マーガリン、ジャム・・・冷蔵保存で2週間程度
    ※「小岩井 ぬるチーズ」や「小岩井 ぬるクリームチーズ」は、開封後に空気中に浮遊している酵母やカビ菌が偶発的に付着してしまうことで、冷蔵保存していても劣化が早まる場合があります。開封後は1週間を目安に召し上がるようにしてください。

    ※「小岩井 クリーミーチーズ6P」「小岩井 オードブルチーズ」「小岩井 スライスチーズ」などの開封日は、外装の箱や袋を開封した時点となります。

  • 乳牛にはどんな飼料が与えられているのですか?

    牧草、サイレージ(牧草やトウモロコシ等を発酵させた飼料)、配合飼料(トウモロコシや大麦等の穀類、糟糠類を数種類混合させたもの)を与えています。
    季節に合わせた飼料をバランスよく与えることにより、乳牛の健康と乳質を良い状態に維持しています。

  • 乳牛に抗生物質が投与されることはありますか? 抗生物質を投与された牛の乳が、商品に含まれることはありませんか?

    乳牛が病気にかかった場合などに法令遵守の上で投与されることがあります。
    抗生物質を投与している期間はもとより、投与を中止してからも所定の時間が経過しなければその牛の乳を使用してはならないことが食品衛生法に定められています。
    所定時間経過後、酪農家が抗生物質残留有無について検査し、その結果を確認してから搾乳を再開します。また、工場で生乳を受け入れる際にも、抗生物質が含まれていないことを検査しています。
    そのため抗生物質が商品に含まれることはありません。

春夏に多いご質問

  • 「小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト」の組織が、"とろり"としている時と、とてもゆるく感じられる時があります。なぜでしょう?

    原材料の生乳の季節変動による影響が考えられます。
    「小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト」は商品名のとおり"生乳"のみが原材料です。
    生乳の成分は乳牛の個体差や飼養環境はもとより、年間でも季節によって変動します。
    一般的に冬は乳固形分(乳脂肪分と無脂乳固形分)の数値が高く、初夏から初秋にかけては低くなる傾向があります。
    このような乳固形分の季節変動がヨーグルトにも影響し、冬は"とろり"としてクリーミーに、夏はとろみの少ない状態になることが多くなります。
    また、ヨーグルトは乳酸菌を加えてつくる発酵食品なので、乳酸菌の活性度合や発酵させる温度・時間などにより組織や風味が微妙に変わるという大変デリケートな一面をもっています。

    生乳の季節変動グラフ.jpg

  • ヨーグルトがシャバシャバとした液体状になっていたり、ダマができて水分と分離してしまっています。なぜでしょう?

    冷蔵庫内で凍結した後に解凍されて、ヨーグルトの組織が崩れてしまったことが考えられます。
    ヨーグルトは水分が多い食品なので、冷蔵庫内でも冷気にあたると凍結してしまうことがあります。凍結したヨーグルトが解凍されると、ヨーグルトの組織が崩れて元の状態には戻らず、サラサラの液状になったり、水分と固形分が分離した状態になります。特に梅雨から夏の高温多湿な時期は、冷蔵庫を開けて庫内の温度が上昇すると冷気が強く吹き出ることがあるため、凍結の影響を受けやすいと言えます。
    冷蔵庫の冷気吹出し口付近やチルド室などの氷温状態になる位置では凍結することがありますので、これらの場所を避けて保存してください。また、冷蔵庫内の食品の量、食品の配置、ドアの開け閉めの頻度、外気温との差などで凍結してしまうことがあるようです。このような場合、見た目や食感は変わってしまいますが、身体へ悪影響を及ぼすようなことはありません。
    なお、凍結による影響を受けた場合でも、ドリップヨーグルト(水切り)にすると、濃厚な味わいで召し上がれます。ドリップした時に下に溜まった水分(ホエイ)には、水溶性のたんぱく質などの栄養成分が含まれており、そのままドリンクとして飲んだり、お料理にもお使いいただけます。
    生乳凍結.jpg

  • 冷蔵保存していた牛乳にダマができてしまいました。なぜでしょう?

    劣化してしまったことが考えれれます。お飲みにならずにご処分ください。

    牛乳は常温保存可能品を除き要冷蔵10℃以下で保存することで、未開封の状態であれば賞味期限までおいしく召し上がれます。
    保存温度が10℃以下を保てなくなると、品質劣化が早まってしまうことがございますので、次の点にご注意ください。

    ・お買い物の際は、温度が上がらないよう保冷剤を用意したり、早く帰宅し冷蔵庫に保存する。
    ・空気中の雑菌が入らないよう開封後は牛乳の「あけぐち」をしっかり閉めて冷蔵保存する。
    ・テーブルの上などに長時間放置しない。
    ・冷蔵庫の扉を長時間開けたままにしないようにする。

    ※牛乳に限らず、保存方法が要冷蔵の商品は同じようにご注意ください。

秋冬に多い質問

  • ヨーグルトを温めて食べても、乳酸菌に影響はありませんか?

    人肌程度(40℃)までなら、温めても乳酸菌が死滅せずに召し上がれます。
    なお、乳酸菌は、温めすぎてしまったり加熱調理により死滅した場合でも、腸内環境を整える働きがあるといわれております。

  • パーティーにおすすめのチーズはありますか?

    当社には手軽にそのまま召し上がれるおつまみタイプのチーズや、ひと工夫でパーティーにぴったりな一品がつくれるチーズなどさまざまな商品がございます。

    特におすすめは、「小岩井 ぬるチーズ」です。
    クラッカーや薄くスライスしたフランスパンなどの上にたっぷりぬって、野菜、ドライフルーツ、ナッツなどお好きな具材をトッピングすれば、見た目も楽しい一品になります。
    野菜スティックにディップとして添えたり、耐熱容器に入れて温めると簡単にチーズフォンデュがつくれます。
    ぜひお試しください。

  • ギフト商品を贈りたいのですが、どこへ注文したら良いのでしょうか?

    小岩井乳業社では乳製品ギフトセットの取り扱いを中止させていただきました。

    小岩井農場のオンラインショップでは、年間を通してご注文を承っております。
    (小岩井農場オンラインショップでの取扱い商品は通信販売専用のセットです。
    商品ラインアップ・送料・お支払方法等詳しくは、小岩井農場オンラインショップ でご確認ください。)