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| アメリカ大陸原産とされるカボチャは16世紀中ごろ、ポルトガル人によって九州に伝えられた、といいます。“カボチャ”の名前はその時経由してきたカンボジアに由来します。また、関西でよく女性が好きなものとして列挙される「イモ、タコ、ナンキン」の“南瓜”は、中国南部の都市、南京に由来します。 |
カボチャの種類は大きく分けて3種。日本カボチャと西洋カボチャとペポカボチャです。
このうち最初に日本にやってきたのは日本カボチャ。デンプンも糖も少なく、ねっとりとした食感とあっさりした味が特徴です。戦国時代末期に日本に入ってから、全国各地に伝えられ、流通も交通もあまりなかった当時のことですから、地方ごとに独特の形で根付き、100種以上の在来種があったといわれています。現在一番よく見かけるのは、少し小ぶりで皮が黒く、菊の花のような形に切れ込みの入った「菊座」や「黒皮」でしょうか。京野菜として有名な「鹿ケ谷」や、「鶴首」など面白い形のものもあります。
他方、日本カボチャより遅れて日本にやってきた西洋カボチャでしたが、戦後の食生活の洋風化やホクホクした食感、強い甘味が消費者の嗜好にあったため、今ではすっかりこちらが主役になりました。皆さんがカボチャときいて思い浮かべるのは皮が、黒っぽい濃い緑色をした「黒皮栗カボチャ」かもしれません。「えびす」「みやこ」といった品種がこのグループになります。このほか西洋カボチャには「青皮」とよばれる皮が白っぽい灰緑色のグループや、「赤皮」とよばれる皮が橙色のグループがあります。「青皮」は「黒皮」とよく似た食味をもちますが、「赤皮」はそれに比べて、若干粘質です。最近ではかなり皮が白っぽく淡い緑色をした「白皮」というグループも登場しています。このグループは「黒皮」や「青皮」よりさらに粉質。ホクホク派さんにはおすすめです。
ペポカボチャで有名なのはズッキーニ。そうめんカボチャもこの仲間です。いずれも淡白な味わいで、他の食材と組み合わせたり、様々な調理がたのしめます。 |
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| 日本カボチャ |
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| 西洋カボチャ |
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| ズッキーニ |
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