社会の動きを知り、お客様の気持ちや行動の理由を考え、新しい価値のある商品をつくり提供するのが主な仕事です。 私は2015年からマーケティング部へ配属となり、新商品の「小岩井 生乳(なまにゅう)ヨーグルトクリーミー脂肪0(ゼロ)」の担当になりました。市場動向や調査などから、一般的な脂肪ゼロヨーグルトの味への不満や健康や美容に対するお客様のニーズを探り出し、ニーズに応えるパッケージデザインと味覚を開発しました。特に味覚は、小岩井の技術を活かし、脂肪ゼロなのにコクのある味わいとクリーミーな口あたりを実現することができました。今までにない、脂肪ゼロヨーグルトの新しい価値を、店頭活動や広告などのプロモーション施策を通して伝えられるよう、常にお客様のことを考えながら仕事に取り組んでいます。
自分の携わった商品が店頭に並び、お客様が手に取っていただいている姿を見る時、嬉しさとやりがいを感じます。
2016年3月に発売した「小岩井 旨みほろほろチーズ」は、ほろっとした食感と旨みがあるのにさわやかな味わいが楽しめる今までにはないチーズです。近年、環境の変化や、多様化が進んでいるため、お客様のニーズや新しい価値のヒントをみつけるのはとても大変でした。しかし、マーケティング部だけでなく、営業、製造、開発等の関係部門や、お取引先様などたくさんの方に支えていただき、商品化することができました。
まだまだ勉強不足なことや経験不足なことがありますが、課題をひとつずつ克服し、お客様に喜んでいただける商品をこれからもっとたくさん提案していきたいです。
お客様に「おいしい」「うれしい」と感じていただき、「笑顔」になってもらえる商品を提案しつづけていきたいです。
学生時代、私はコーヒー牛乳が大好きで、牛乳パックに入ったコーヒー牛乳の飲み比べを行い、「小岩井 コーヒー」が一番おいしいと感じ、小岩井乳業が好きになりました。また、広大な小岩井農場へも家族旅行や修学旅行で訪れたことがあり、技術や品質にこだわり、伝統を大切にする姿勢に共感して応募しました。
これからも、広い視野を持って市場動向を把握・分析し、お客様のニーズを発見することで、新しい価値のある「小岩井らしい」商品をお届けすることにより、お客様の笑顔を作っていきたいと思います。